BUS WEBSITE GUIDE

「HPに何を載せるか」が、
バス会社の信頼を左右する

会社の規模や事業内容によって、必要なページ数は変わります。
法令で掲載が求められる情報も含め、バス業界専門の視点で解説します。

FROM THE DESIGNER — 制作者の実体験

私自身、バス会社への就職を考えていたとき、応募前にひたすら各社のホームページを探して調べていました。
どんなバスを持っているのか、どんな路線を走っているのか、会社の雰囲気はどうなのか——直接電話する前に、まずウェブで調べるのが当たり前でした。

ホームページのある会社は、調べるほど人柄や仕事ぶりが伝わってきて、安心して応募できました。
ホームページがない会社は——きっと真面目にやっている会社なんだろうなと思っても、その良さを確かめるすべがありませんでした。
中身のいい会社ほど、伝わらないままなのはもったいない。長く現場にいた私だからこそ、そう思います。

これは採用だけの話ではありません。貸切バスを探している学校の担当者も、旅行会社も、問い合わせをする前に必ずウェブで会社を調べます。どんな車両か、どんな会社か、安全への取り組みは——HPはその問いに24時間答え続ける、会社の顔です。

岸本 好美 / NANAMI Design 代表
現役バス運転士 × Webデザイナー・運転歴20年以上

STEP 1 — DIAGNOSIS

まず、自分の会社はどのタイプ?

以下の3パターンから、当てはまるものを確認してください。ページ数の目安と、法令上の義務が変わります。

5ページ〜
BASIC TYPE
小規模のバス会社
以下の条件に当てはまる会社:
・従業員数が20人以下
・路線バスまたは貸切バスのみを運行
・採用募集はまだ積極的でない
運賃・約款を必ずホームページに載せる義務はありません。
まずは最小構成から始められます。
※輸送の安全に関する情報の公表義務は、会社の規模を問わずあります。
8ページ〜
STANDARD TYPE
一般的な規模のバス会社
以下の条件に当てはまる会社:
・従業員数が21人以上
・路線バスや貸切バスを運行中
・採用募集もしている
2024年6月30日から、運賃・料金と運送約款をホームページに載せることが法律上の義務になりました(道路運送法第12条・旅客自動車運送事業運輸規則第4条)。
12ページ〜
PREMIUM TYPE
採用・観光バスに
力を入れたい会社
以下の条件に当てはまる会社:
・積極的に採用を強化したい
・貸切・観光バスの受注を増やしたい
・会社のブランドイメージを高めたい
働いている人の数によっては、法律で決まった掲載義務があります。採用・集客強化のためのページを上乗せして制作します。

STEP 2 — PAGE STRUCTURE

タイプ別のページ構成一覧

それぞれのタイプで、何をどのページに載せるのかを解説します。
まずタイプを選んで確認してください。

法律で義務 掲載しないと法令違反になる可能性があります
ほぼ必須 ないと信頼を失いやすいページ
あると強い 問い合わせ・採用に効果的なページ
トップページ ほぼ必須
会社の第一印象。どんなバス会社かが一目でわかるようにする。
  • キャッチコピー(会社の一言アピール)・会社の強み
  • 対応サービスの概要(路線・貸切など)
  • お知らせ・各ページへの誘導
会社概要 ほぼ必須
信頼感に直結するページ。「どんな会社なのか」を正確に伝える。
  • 会社名・代表者名・所在地・電話番号
  • 設立年・保有車両数・許可番号
  • 地図(Googleマップ)を表示
事業内容 ほぼ必須
どんなサービスを提供しているかを説明するページ。
  • 路線バス:路線図・時刻表へのリンク
  • 貸切バス:対応人数・車種・利用の流れ
お問い合わせ ほぼ必須
すべてのページで最も重要。ここが壊れると機会損失が発生する。
  • お問い合わせフォーム
  • 電話番号・営業時間
  • 対応可能な内容の案内
お知らせ・新着情報 ほぼ必須
「このサイト、ちゃんと更新されてる?」という不安を払拭するページ。
  • 運行情報・臨時便のお知らせ
  • 年末年始・お盆の運行情報
  • 安全報告書の公開など
トップページ ほぼ必須
会社の第一印象。どんなバス会社かが一目でわかるようにする。
  • キャッチコピー・会社の強み
  • 対応サービスの概要
  • お知らせ・各ページへの誘導
会社概要 ほぼ必須
会社の基本情報をまとめたページ。信頼感に直結する。
  • 会社名・代表者名・所在地・電話番号
  • 設立年・保有車両数・許可番号
  • 地図(Googleマップ)を表示
事業内容 ほぼ必須
どんなサービスを提供しているかを説明するページ。
  • 路線バス:路線図・時刻表へのリンク
  • 貸切バス:対応人数・車種・利用の流れ
運輸安全マネジメント 法律で義務
安全への取り組み(安全方針・事故件数など)を、毎年・事業年度が終わってから100日以内にホームページなどで公表することが法律で決まっています(道路運送法第29条の3・運輸規則第47条の7)。会社の規模による例外はありません。
  • 安全方針・目標と達成状況
  • 事故発生件数(前年比)
  • 運行管理者の資格・人数
  • 安全のために講じた措置
運賃・料金案内 法律で義務
2024年6月30日から、働いている人が21人以上の会社は、運賃・料金を自社ホームページにも載せることが法律で決まっています(道路運送法第12条・運輸規則第4条)。
  • 路線バスの運賃体系
  • 貸切バスの料金目安(距離・時間など)
  • 見積もり依頼フォームへの誘導
運送約款 法律で義務
バス会社独自の「お客様との約束ごと」をまとめたページ。運賃・料金と同じ法律で、働いている人が21人以上の会社はホームページに載せることが決まっています。
  • 運送の責任範囲・免責事項
  • 遅延・事故発生時の対応
  • キャンセルポリシー
お知らせ・新着情報 ほぼ必須
遅延・休止・廃止の情報を掲載する場所としても機能します。
  • 運行情報・臨時便のお知らせ
  • 遅延・運休の告知
  • 年末年始・お盆の運行情報
お問い合わせ ほぼ必須
すべてのページで最も重要。ここが壊れると機会損失が発生する。
  • お問い合わせフォーム(迷惑メール対策付き)
  • 電話番号・営業時間
  • 対応可能な内容の案内
トップページ ほぼ必須
会社の第一印象。画面を動かす演出で、見る人を引き込む。
  • キャッチコピー・会社の強み
  • 実績・数字で信頼感を演出
  • 各ページへの案内を整理
会社概要 ほぼ必須
会社の基本情報+沿革・ビジョンも入れて厚みを出す。
  • 会社名・代表者名・所在地・電話番号
  • 設立年・保有車両数・許可番号
  • 沿革・会社のビジョン
事業内容 ほぼ必須
サービスの種類ごとにページを分けて、詳しく説明する。
  • 路線バス・貸切バス・観光バスを分けて掲載
  • 利用シーン別のわかりやすい説明
運輸安全マネジメント 法律で義務
安全への取り組みを公開して、「安全をきちんと守っている会社」だとお客様に伝えられます。
  • 安全方針・目標と達成状況
  • 事故発生件数・安全教育の実施状況
  • 運行管理者の資格・体制
運賃・料金案内 法律で義務
料金の掲載義務を果たしつつ、見積もり依頼の導線も整える。
  • 路線バス・貸切バスの運賃体系
  • 車種別・距離別の料金目安
  • 見積もり依頼フォームへの誘導
運送約款 法律で義務
お客様との契約条件をまとめたページ。掲載義務あり。
  • 運送の責任範囲・免責事項
  • 遅延・事故発生時の対応
  • キャンセルポリシー
採用情報 あると強い
ドライバー不足が深刻な今、採用ページはあるだけで差になる。
  • 募集職種・給与・勤務時間・待遇
  • 先輩ドライバーのメッセージ
  • 応募フォームまたは電話番号
よくある質問 あると強い
「電話する前に確認できる」ページ。問い合わせの手間を減らし信頼感を上げる。
  • 「何人から乗れますか?」など貸切の疑問
  • 「当日のキャンセルは?」などよくある質問
アクセス・営業所案内 あると強い
複数の営業所がある場合は特に有効。初めての問い合わせ前に見られることが多い。
  • 営業所ごとの住所・電話番号
  • 地図(Googleマップ)を表示
  • 駐車場・アクセス方法
お知らせ・新着情報 ほぼ必須
法定の遅延・休止情報の掲載場所としても機能する。
  • 運行情報・臨時便・遅延のお知らせ
  • 求人情報の新着
  • 観光バスのキャンペーン情報
お問い合わせ ほぼ必須
すべてのページで最も重要。複数の問い合わせ窓口を整理する。
  • 一般・貸切・採用で分けたお問い合わせ窓口
  • 電話番号・営業時間

法令の根拠:道路運送法 第12条・第29条の3/旅客自動車運送事業運輸規則 第4条・第47条の7
(運賃・料金、運送約款のウェブサイト掲載義務は2024年6月30日施行の改正によるものです)
条文は e-Gov法令検索(旅客自動車運送事業運輸規則)、 制度の詳細は 国土交通省の公式ページ をご確認ください。

MERIT

ホームページは、
「コスト」ではなく
会社を成長させる資産です。

企業ロゴだけでは伝わらない、採用・集客・信頼構築。
ホームページは24時間365日、会社の代わりに働き続けます。

01
MERIT 01
24時間働く営業担当
夜中でも早朝でも。ホームページは休まず、お客様に会社の魅力を伝え続けます。
02
MERIT 02
採用応募が集まる
求人サイトだけに頼らない。会社の雰囲気や働く環境を伝えることで、応募への安心感が生まれます。
03
MERIT 03
貸切依頼が増える
検索したその場で問い合わせ。見積フォームが新しい案件獲得の入口になります。
04
MERIT 04
安全な会社として認識される
運輸安全マネジメントや保有車両情報を掲載。企業・学校が重視する「安心」を伝えられます。
05
MERIT 05
地域検索で見つかる
「〇〇市 貸切バス」「〇〇市 バス会社」検索された時の入口になります。
06
MERIT 06
法令対応も万全
運賃表や約款掲載など、事業者として必要な情報を整理。信頼性向上にもつながります。

COMMON QUESTIONS

「うちはまだいいかな」
と思っている方へ

HP制作を後回しにしてしまう理由、よく耳にします。
でも、その「まだ早い」が機会損失を生んでいるかもしれません。

よくある声

「口コミや紹介だけで
十分まわっているから…」

実際のところ

口コミで来るお客様は、必ずHPで会社を確認してから問い合わせます。「紹介してもらったけどHPがなかった」という理由で他社に流れるケースは珍しくありません。また、口コミは紹介してくれる人が元気なうちは機能しますが、永遠には続きません。HPは会社が存続する限り動き続ける資産です。

よくある声

「うちは地元だけで
やっているから…」

実際のところ

貸切バスを探している学校や企業の担当者は、地元の会社でもまずネットで調べます。「〇〇市 貸切バス」と検索したときにHPがない会社は、候補に上がりません。地元密着だからこそ、地元での検索結果に出てくることが重要です。

よくある声

「費用対効果が
わからなくて踏み出せない…」

実際のところ

貸切バスの1件あたりの受注単価は、学校行事や社員旅行では10万円〜数十万円になることもあります。HPがあることで年間に1〜2件でも新規の問い合わせが来れば、制作費は十分に回収できます。まずは無料相談で、どれくらいの効果が見込めるかを一緒に考えてみましょう。

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